アニーとヴィクターと満たされる日々 | TOP > ARCHIVE > 2011年10月
2011.10.27 (木)

悲痛な叫び

今年の夏あたりから、近所のワンコの尋常でない凄い吠えが気になっています。
それは、要求吠えとか分離不安の時の吠えとは違う、何かにひどく怯えて必死に反撃しているかのような
けたたましい啼き声なのです。

初めのうちは決まって夜の7時~8時の間に聞こえていたものでしたが
最近は早朝5時~6時頃や夕方にも聞こえてくる日があります。
また週末になると昼間にも聞こえてくることがあるのです。

あまりにも近くに聞こえていたのでお隣さんが犬を飼い始めたのかと思った程でしたが・・・
それが斜め後のお宅で飼われていた柴犬だと分りました。

そういえば昨年の夏~秋ごろまだ小さくて可愛い柴犬の子犬を散歩させていた奥様やお子さんを見たことを思い出しました。
しばらく見かけることがなかったのでその存在を忘れていたのですね。
あのチョコマカと子犬らしい落ち着きのない動きで散歩していた柴犬ちゃんにいったい何が起こったんだろう?
と毎日考えるようになりました。
一瞬、虐待? と思ったのですが朝と夕方に奥様がだんな様と共に、そして時にはお子さんも一緒に家族で散歩に出かるところを見るとその疑いは無さそうかな・・・

頑張ってワンコと関わろうと努力しているのに、なぜか上手く行かない気持ちのすれ違い。
もしかして飼い主が躾と思って行なっていることがワンコには恐怖でしかなく、
ワンコは追い詰められたと感じ自分で自身を守るのに必死なのかも知れない。

考えれば考えるほど気になって仕方がない。

余計なお世話と相手に思われるかもしれないが少しでも力になり、
取り返しが付かないことになる前になんとか出来ないかという気持ちが沸き起こってきたのです。

ホントにおせっかいなオバサンですよね・・・


ヴィクターやアニーの朝夕の散歩で時々すれ違うようになり、その時、先ずは普通の朝の挨拶からはじめ、少しずつ会話ができるように努めました。
そして数週間前に初めて柴犬ちゃんの頭を撫でることができたのです。
頭を下げて両耳をペタ~ッと後に倒して、目を細めて尻尾を小刻みに振りながら犬の方から私に近づいて来ました。
とても臆病だけど決して人間嫌いではない印象を受けました。

しゃがんでみると私のお腹の方に顔をうずめてくる可愛い子でした。
その時、奥さんはそれ以上犬を私に近づけてはいけないと思われたのか
首にかかっていたチョークチェーンを力一杯引っ張っていました。

苦しそうにハーハーしていて
何とかチェーンを緩めてあげたかったが引っ張られていたので無理でした。
私が何度も“良い子ね~”と静かに言って頭を撫でると柴犬ちゃんはとても嬉しそうに甘えて来て、毎日聞こえるあの攻撃的ですさまじく吠える犬の様子がイメージできませんでした。
奥様は“ぜんぜん良い子じゃないんです。直ぐにパニックを起こしてしまうんです”と仰ったのでもう少しそのことについて尋ねようとしたが側で待っていただんな様が急いでいるような様子で出来ませんでした。
結局それ以上話すこともなく、その場で別れました。


その後、散歩で数回すれ違いましたがいつも夫婦で一緒に散歩をされているので
急いでいるだんな様の様子からなかなか話が出来ないでいました。
それが遂に先週末、アニーの夕方の散歩を終え、帰宅する途中で偶然に会うことが出来、ようやく、少し話ができたのでした。

だんな様の手には分厚い大きな皮の手袋がはめられていて噛まれないように手をガードしているのだと困った様子で訴えていました。
奥様も袖口をめくって、これまでに噛まれた腕の傷跡を見せてくれましたが、一瞬言葉が出ませんでした。
イソジンらしい消毒薬が塗られていて噛まれた跡がとても痛々しく、腫れていました。

話を聞くと
柴犬ちゃんは臆病で、庭に出していると家の中に入りたがる。
でも、入れようとして鎖を外そうとすると怖がって酷いパニックになり、攻撃するそうです。
家の中でも犬の周りに家族の誰かが近づくと怖がって一気に攻撃してくると・・・
一時期訓練に出していたのだが戻ってきても今の様子だと。

想像していた以上にかなり深刻な状況になっていました。


家族も苦しんでいるのだろうが犬も同じように苦しんでいるのかと思うと私の胸まで締め付けられるようでした。
そんな臆病な柴犬ちゃんをだんな様は威圧的にチョークを度々入れては“すわれ!”と命じ、無理やり座らせていました。
恐らく訓練師に教わった通りにされているのでしょうか・・・


我が家にも臆病でかつて酷いパニック状態に陥るヴィクターのことを奥様に話し、
柴犬ちゃんのパニックを少しでも改善できるように出来るだけ叱らない方法をとるように勧めたかったのですが
“早く散歩に行かないと又、これ(犬)が暴れるから行こう!”のだんな様の一言で
それ以上の会話が出来ませんでした。
別れ際に奥様が“又相談させてください・・・”と仰った一事が今でも頭から離れません。
私としても何とか力になれるものならなりたい気持ちで一杯です。

ただ、あまりにも重症で、深刻な問題なので私があれこれ提案して行ける次元ではないような気がします。
柴犬ちゃんの家族がこの先どこまで耐えていけるか分りません。
もう限界・・・なんて事態にだけはなって欲しくないので今、私に出来ることといえば、
チャーリーママさんの存在を知ってもらうことでしょうか?
そして、チャーリーママさんの考えが心に響くことを祈りたいです。
出来れば一緒にお散歩トレーニングに参加できるところまで心が動けばいいのですが・・・


本当におせっかいで、放っておいてくれ!と思われるかもしれないが
毎日、あの柴犬ちゃんの恐怖の叫びを聞くのが辛いです。


近々お宅を訪問して奥様とお話をするべきか
それとも次に散歩で出会う日まで待つべきか・・・

いまだに跡一歩踏み出せずにいる私です (〃ノω)σ|モジモジ



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ママ、がんばって~




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