2011_10
27
(Thu)14:25

悲痛な叫び

今年の夏あたりから、近所のワンコの尋常でない凄い吠えが気になっています。
それは、要求吠えとか分離不安の時の吠えとは違う、何かにひどく怯えて必死に反撃しているかのような
けたたましい啼き声なのです。

初めのうちは決まって夜の7時~8時の間に聞こえていたものでしたが
最近は早朝5時~6時頃や夕方にも聞こえてくる日があります。
また週末になると昼間にも聞こえてくることがあるのです。

あまりにも近くに聞こえていたのでお隣さんが犬を飼い始めたのかと思った程でしたが・・・
それが斜め後のお宅で飼われていた柴犬だと分りました。

そういえば昨年の夏~秋ごろまだ小さくて可愛い柴犬の子犬を散歩させていた奥様やお子さんを見たことを思い出しました。
しばらく見かけることがなかったのでその存在を忘れていたのですね。
あのチョコマカと子犬らしい落ち着きのない動きで散歩していた柴犬ちゃんにいったい何が起こったんだろう?
と毎日考えるようになりました。
一瞬、虐待? と思ったのですが朝と夕方に奥様がだんな様と共に、そして時にはお子さんも一緒に家族で散歩に出かるところを見るとその疑いは無さそうかな・・・

頑張ってワンコと関わろうと努力しているのに、なぜか上手く行かない気持ちのすれ違い。
もしかして飼い主が躾と思って行なっていることがワンコには恐怖でしかなく、
ワンコは追い詰められたと感じ自分で自身を守るのに必死なのかも知れない。

考えれば考えるほど気になって仕方がない。

余計なお世話と相手に思われるかもしれないが少しでも力になり、
取り返しが付かないことになる前になんとか出来ないかという気持ちが沸き起こってきたのです。

ホントにおせっかいなオバサンですよね・・・


ヴィクターやアニーの朝夕の散歩で時々すれ違うようになり、その時、先ずは普通の朝の挨拶からはじめ、少しずつ会話ができるように努めました。
そして数週間前に初めて柴犬ちゃんの頭を撫でることができたのです。
頭を下げて両耳をペタ~ッと後に倒して、目を細めて尻尾を小刻みに振りながら犬の方から私に近づいて来ました。
とても臆病だけど決して人間嫌いではない印象を受けました。

しゃがんでみると私のお腹の方に顔をうずめてくる可愛い子でした。
その時、奥さんはそれ以上犬を私に近づけてはいけないと思われたのか
首にかかっていたチョークチェーンを力一杯引っ張っていました。

苦しそうにハーハーしていて
何とかチェーンを緩めてあげたかったが引っ張られていたので無理でした。
私が何度も“良い子ね~”と静かに言って頭を撫でると柴犬ちゃんはとても嬉しそうに甘えて来て、毎日聞こえるあの攻撃的ですさまじく吠える犬の様子がイメージできませんでした。
奥様は“ぜんぜん良い子じゃないんです。直ぐにパニックを起こしてしまうんです”と仰ったのでもう少しそのことについて尋ねようとしたが側で待っていただんな様が急いでいるような様子で出来ませんでした。
結局それ以上話すこともなく、その場で別れました。


その後、散歩で数回すれ違いましたがいつも夫婦で一緒に散歩をされているので
急いでいるだんな様の様子からなかなか話が出来ないでいました。
それが遂に先週末、アニーの夕方の散歩を終え、帰宅する途中で偶然に会うことが出来、ようやく、少し話ができたのでした。

だんな様の手には分厚い大きな皮の手袋がはめられていて噛まれないように手をガードしているのだと困った様子で訴えていました。
奥様も袖口をめくって、これまでに噛まれた腕の傷跡を見せてくれましたが、一瞬言葉が出ませんでした。
イソジンらしい消毒薬が塗られていて噛まれた跡がとても痛々しく、腫れていました。

話を聞くと
柴犬ちゃんは臆病で、庭に出していると家の中に入りたがる。
でも、入れようとして鎖を外そうとすると怖がって酷いパニックになり、攻撃するそうです。
家の中でも犬の周りに家族の誰かが近づくと怖がって一気に攻撃してくると・・・
一時期訓練に出していたのだが戻ってきても今の様子だと。

想像していた以上にかなり深刻な状況になっていました。


家族も苦しんでいるのだろうが犬も同じように苦しんでいるのかと思うと私の胸まで締め付けられるようでした。
そんな臆病な柴犬ちゃんをだんな様は威圧的にチョークを度々入れては“すわれ!”と命じ、無理やり座らせていました。
恐らく訓練師に教わった通りにされているのでしょうか・・・


我が家にも臆病でかつて酷いパニック状態に陥るヴィクターのことを奥様に話し、
柴犬ちゃんのパニックを少しでも改善できるように出来るだけ叱らない方法をとるように勧めたかったのですが
“早く散歩に行かないと又、これ(犬)が暴れるから行こう!”のだんな様の一言で
それ以上の会話が出来ませんでした。
別れ際に奥様が“又相談させてください・・・”と仰った一事が今でも頭から離れません。
私としても何とか力になれるものならなりたい気持ちで一杯です。

ただ、あまりにも重症で、深刻な問題なので私があれこれ提案して行ける次元ではないような気がします。
柴犬ちゃんの家族がこの先どこまで耐えていけるか分りません。
もう限界・・・なんて事態にだけはなって欲しくないので今、私に出来ることといえば、
チャーリーママさんの存在を知ってもらうことでしょうか?
そして、チャーリーママさんの考えが心に響くことを祈りたいです。
出来れば一緒にお散歩トレーニングに参加できるところまで心が動けばいいのですが・・・


本当におせっかいで、放っておいてくれ!と思われるかもしれないが
毎日、あの柴犬ちゃんの恐怖の叫びを聞くのが辛いです。


近々お宅を訪問して奥様とお話をするべきか
それとも次に散歩で出会う日まで待つべきか・・・

いまだに跡一歩踏み出せずにいる私です (〃ノω)σ|モジモジ



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ママ、がんばって~




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コメント

Re: 初めまして

はやぶーさん、

はじめまして。( ´∀`)  コメントを寄せていただき嬉しいです。有難うございます。
毎日、愛犬と頑張っておられるのですね。
私も気づくのが遅かったら臆病なヴィクターを咬み犬にしてしまっていたかもしれない一人です。
チャーリーママさんとの出会いに本当に感謝しています。

近所の柴犬ちゃんのお宅に明日にでも勇気を出して行ってみようかな?
はやぶーさんに背中を押していただいたようで、頑張ってみます。有難うございます!(*´∇`*)

2011/10/28 (Fri) 00:37 | アニー&ヴィクターママ | 編集 | 返信

胸が痛い・・・

ご無沙汰しています。
アニーちゃんの脚、アニヴィクちゃんのお腹の具合はいかがですか?
わんこは寒さに強いとはいえやっぱり冷えは体調の大敵なんですよね。
私もはなと散歩に行ってもついつい股関節の辺りばかり気にし見てしまいます。そんな時は眉間にしわが寄ったりしてきっと楽しそうな顔で歩いていないんだろうなぁ~と反省・・・。

柴犬ちゃんの話しは本当に胸が痛みます。
あくまで推測だけど、お父さんに余裕がないのが(もしかして威圧的?)家族全員を萎縮させて悪循環に陥っているのでしょうか。
本当にどうにかしたいと思っていたら、アニヴィクちゃんママの様な方が声を掛けて下さったらワラにもすがる気持ちで話しを聞いてしまうと思います。
柴犬ちゃんのママはもっとゆっくりアニヴィクちゃんママの話しを聞きたいと思っているかもしれません。
私だったら本当に助けて貰いたい。
お父さんが側にいると話しが聞きづらいってことはないかなぁ。

息子が仲良くしている同級生の男の子の近所にやっぱりとても臆病な柴犬ちゃんがいるのね。
その男の子が下校時に車を避けようとその柴犬ちゃん宅の門に体を寄せた時に門の隙間から顔を出して思い切り噛みついちゃったの。
たまたま長い靴下とジーパンだったから大事にはならなかったけどうっすら歯形がつきかなり内出血したって言っていました。
その子も子供(男の子)から何かちょっかいを出された事が原因で傘や男の子を見るとパニックになってしまうみたいです。

飼い主としてワンコにとって毅然と頼れる存在でいる事と威圧して支配することは全然違うんですよね。
分かってはいても1度負のスパイラルに陥ってしまうと抜け出すのはなかなか難しいのかもしれません。

私が柴犬ちゃんのママだったらアニヴィクちゃんママのように助けてくれる人がいたら本当に頼りたいです。
チャーリーママさんのような訓練士さんをどう探したらいいのかも分からないかもしれないですものね。

まずは柴犬ママさんとゆっくりお話できるチャンスがあるといいですね♪

2011/10/28 (Fri) 10:24 | はなすず母さん | 編集 | 返信

Re: Re: 胸が痛い・・・

はなすず母さん、

こちらこそご無沙汰しています。ワンズの事を気にかけてくださり有難うございますv-398
アニーの肢の方はまずまずと言った所でしょうか。なんとなく微妙に跛行しているようにも見えるし・・・
まだまだ用心しなくてはなりませんね。
お腹の方ですが2日前にアニーはまた下痢をしてしまいましたv-390でも現在は落ち着いていまの でご心配なく。  季節の変わり目で体調を崩しやすくなっているのでしょうね~。しばらくは体調管理に神経を使いそうです。

柴犬ちゃんの奥様に今日、運よくゴミ出しの時に出会うことが出来ました。
その時、色々とお話をさせていただき、チャーリーママさんのホームページのアドレスを渡し、一度見ていただけるようお願いしました。 
奥様のお話を伺っていると随分苦労されてきた事が分り、ますます重苦しい気持ちになりました。
柴犬ちゃんの攻撃する問題にこれまで訓練師のもとで指導を受けたり、5ヶ月間預けたりした上に、東京大学の動物行動治療の外来でカウンセリングも受けられたそうです。その結果少しは改善できたようなのですがまだまだ奮闘する日々のようです。
今、一番の問題は食糞で、排泄した直後にそれを食べてしまい、それを阻止しようとするとフードガードするワンコのように酷く吠えて襲い掛かってくるそうです。ご家族もその糞を食べさせないようにあれこれと対策を講じているものの、なかなかうまくいかないので困っていました。

家の中でフリーにさせてあげたいのに家族の者が取った動きで気にいらなかったり不安を感じたり、時には理由もなく襲ってきたりするので怖くてフリーにできないでずっとケージの中で過ごさせているのだそうです。

話を聞けば聞くほど何て言葉を掛けていいのか正直戸惑いました・・・
これほどまで深刻な状態をどう打開していけば良いのか本当に難しい問題だなぁってしみじみと感じてしまいました。 チャーリーママさんのお散歩トレーニングにいつか一緒に参加できる日が来ることを祈るばかりです。

来月、家族の都合で再び2ヶ月間ほど訓練所に預けられるそうです。
次回戻ってきた時、より警戒心が強くなっていないように祈りたいですね。

2011/10/29 (Sat) 01:12 | アニー&ヴィクターママ | 編集 | 返信

難しい問題・・・

柴犬ちゃんのご家族も色々と手段をこうじていらしたんですね。憶測でコメントしてしまって申し訳なかったです。

でも本当に何が原因でこういう風になってしまうのでしょう。
これって決して人ごとではなく、そのワンコが持っている元々の性質に加えて私達飼い主の接し方で誰もが抱える事になるかも知れない問題ですものね・・・。

よかれと思ってしていることが一度ボタンを掛け違えただけで、どんどん全てがずれていってしまう事は誰の身にも起こり得る事ですもの。

でもアニヴィクちゃんママに声を掛けて頂いたことで、そのご家族もきっと安心なさったと思います。
それにヴィクターくんとの経験をなさっているアニヴィクちゃんママならこそ分かってあげられる事もたくさんありますもの♪

チャーリーママさんのお散歩トレに参加出来る日が来るのを心から祈っています。

2011/10/29 (Sat) 08:43 | はなすず母さん | 編集 | 返信

No Title

はなすず母さん

何事も実際に話を聞いてみないと知らないことが色々ありますよね。私も昨日までは勝手な憶測で考えたりしていました。
お散歩で出会う吠え犬や咬み犬に共通して言えることは元は臆病でナイーブな子が多いですね。
そのような性質を生まれながらにして持っている子は育てていく上で気をつけなければならない点がいろいろとあるのでしょうね。それを知らないで世に出回っている犬のしつけ本通りに一般的な育て方をしようとするとどんどん歯車が合わなくなっていってしまうこともあるのだと思います。
犬種によって、また、同じ犬種でもそれぞれの個性によって育て方が様々であることを人間の方が学ばなければなりませんね。 
全くの素人の私がこれ以上柴犬ちゃんの心のリハビリにあれこれ論じることは控えるべきだと思います。
一番苦労をされていて苦しんでおられるご家族の方達が話し合って決められた方法を尊重しなければなりませんからね。 
ただ、とても社会性に掛けている柴犬ちゃんが怯えることなく、外の世界を楽しむことが出来るようになる最高の方法だと私は信じているおチャーリーママさんの散歩トレーニングに機会があるごとに誘ってみたいと思っています。
あ~~~またまた、おせっかいなオバサンになってますね~  

2011/10/29 (Sat) 11:23 | アニー&ヴィクターママ | 編集 | 返信

第一歩

チャーリーママさんをご紹介できたようで、ありがとうございます。自分が何も出来ない分、ここで見守るしかできないのですが・・・。
食糞、うちもそうでした。 動くと咬む、一時期酷かった時そんな事もありました。人それぞれ、犬もそれぞれ合う合わないがあるとは思いますが、ママさんのやり方は誰も傷つかない方法ですから、騙されたと思って(?!)やって頂ける事を願っております。

2011/10/31 (Mon) 09:07 | はやぶー | 編集 | 返信

No Title

はやぶーさん

はやぶーさんがはなちゃんと根気良く取り組んで来られたこれまでの様子をブログで拝見して感心しました。
 犬の気持ちに寄り添いながらも気持ちの上で上手くリード出来るよう私も常々心がけていることなんですが、いつの間にか犬の要求に従っている(振り回されてしまっている)時があります。犬に心から信頼されて安心を与えられる存在になれるのにまだまだ成長しなくてはならない私ですね・・・
近所の柴犬ちゃんの食糞、動くと咬む、それに尻尾を追う常道行動はあまり深刻化する前に改善できればよかったのかもしれませんね。でも、まだ1歳半くらいの若いワンコなので取り組み方次第でまだまだ変われるように思うのです。 しばらく訓練所に預けられるそうですが年明けに一度見学でも、お散歩トレーニングに参加されて直接チャーリーママさんに会ってお話できるようになれば良いなぁと考えています。
柴犬ちゃんが家族と分かり合える日が来ることを祈りたいです。

2011/10/31 (Mon) 12:00 | アニー&ヴィクターママ | 編集 | 返信

はじめまして

初めてコメントさせて頂きます。
チャーリー組の黒柴ペコの母です。
いつもブログを拝見させて頂いておりました。
また、ペコのブログにも足あとつけて下さって、
ありがとうございました。

今回は柴犬さんと聞いて、書かずにはいられなくて。
飼い主さん、皮手袋でお散歩・・・なんですね。
興奮して咬みついてくる時は、我を忘れてしまっているんですもんね。

私もジーンズが破れるほど酷く咬まれた事もありました。
そんなふうに咬まれているところを見られたくない。
そういう気持ちが常にあり、毎日お散歩へ行くのが憂鬱でした。
だから、飼い主さんの気持ちもとてもよくわかります。
きっと途方に暮れていらっしゃいますよね。

そんな中、アニー&ヴィクターママさんが
チャーリーママさんを紹介してくださって、
私からもお礼が言いたいくらいです。

飼い主さんがどうかチャーリーママさんの方法を取り入れて下さいますように・・・。
遠くからですが、犬の神様にお祈りしています。

2011/10/31 (Mon) 21:12 | ペコ母 | 編集 | 返信

No Title

ペコ母さん、

はじめまして~(*´∇`*)
コメントを寄せていただき有難うございます!
実ははやぶーさんの事を黒柴のはなちゃんのママだとすっかり思い込んでしまって間違っていたのです・・・
そこではやぶーさんのブログを探そうとして色々見ているうちにペコ母さんのブログにたどり着いたわけなんです。読み逃げになってしまい失礼しましたm(_ _;)m

ペコちゃんも色々とママさんの手を焼かせてくれているのですね・・・ 実際に柴犬と生活されて様々な問題と向き合ってこられた人達の言葉はとても励みになりますよね。こうした仲間と出会えて話を聞いてもらうだけでも現在、毎日奮闘しておられる飼い主には大きな励みになると思うのですよね。なので近所の柴犬ちゃんの家族にはチャーリーママさんご本人との出会いと同じくらい その仲間達と出合って欲しいと思うのです。一人では頑張れないことも理解し合える存在がいるだけで又、力が沸いてきますからね。

近所の柴犬ちゃんは奥様お一人では怖くて散歩に連れ出せないそうなのです。(ノд-。*)  突然尻尾を追いかけたり、影に驚いて攻撃したり・・・
そんな柴ちゃんでもチャーリーママさんの方法であれば傷つくことが無く、何時か心を開いてくれる日が来ると、私は信じてやまないのですが・・・
皆様の心温かい思いが飼い主さんに通じてくれますよう祈っています。    

2011/11/01 (Tue) 10:14 | アニー&ヴィクターママ | 編集 | 返信

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