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2017-08

Skipperと言う名の犬がもたらしてくれた縁 - 2011.11.25 Fri

毎年、12月が近づいてくると
海外の親しい友人に送るクリスマスカードや似たような意味合いのカード
(ユダヤ教徒の人達は宗教上クリスマスを祝わないので)を
送る作業で少々プレッシャーを感じます。

私の身の上話を一年分、簡単に手紙にまとめてカードに添えて送るのですが
これがちょっと苦手なのです。
もともと筆不精(ただの言い訳ですね)なのですが
手紙と言うものを年々書かなくなってしまったせいもあって、いざ、書いてみると
文章がぎこちなくて何だかまとまりのないものになりがちです。
それを英文で書くとなると余計に億劫になるのですね

それでも頑張って何日も掛けて、何度も書き直してようやく投函できた時、
やっとこれでお正月が迎えられる・・・とホッとするんです。

12月も中旬になるとにポツポツとその海外のお友達から私宛に
クリスマスカードが届くととても嬉しく、近況が聞けて
本当に楽しいのでこのカードのやり取りを途絶えさせてはならないと強く感じるのです。

その何人かの友人の中で
私の姉も私もとてもとても大切にしてきた老夫婦(Novolkerさんご夫妻)へ
悲しいことに今年からカードを送る必要がなくなりました。

昨年の夏に100歳を超えるお爺さんが亡くなって
4ヶ月も経たないうちに98歳のお婆さんが後を追うようにして
亡くなったというショッキングな知らせを年が明けてから受けたのでした。

このNovolkerさんご夫妻との出会いがとても不思議で
面白いので今日はそのことについて話したいと思います。


私は5歳の頃から12歳になるまで父親の仕事の関係で
カナダのモントリォール市に住んでいました。
当時、まだ日本人は少なく、学校の中でも姉と私はとても珍しい存在でした。
あらゆる所で Japanese sisters と言うことで人種差別的なことも時にはありましたが
多くの人達に暖かく迎え入れられ、可愛がってもらった方だと思います。

学校の行き帰りの道のりは歩いて10分~15分程度でしたが
私の毎日の帰り道の楽しみはと言えば
ワンコがいる数件の家の前を通って、その際に、そのワンコが外に出ていれば
撫でて遊んで帰る事でした。

大概の犬は玄関ドア前のポーチ付近につながれていて
私が近づくと嬉しそうにして歓迎してくれる可愛い子達ばかりでしたが
その中でも私の最もお気に入りで大好きだったワンコが
Novolkerご夫妻に飼われていた
スキッパーと言う名の雄のシェルティーでした。

スキッパーは外にいてもリードでつながれることなく
いつも玄関ドアのまえのポーチにチョコンと座って辺りを
眺めているとても利口で落ち着きのある愛想の良い可愛い犬でした。
どんな誘惑があってもせいぜい階段を数段下りてくるだけで決して家の前を
離れることはしませんでした。

そんなスキッパーが可愛くて外に出ている時は
スキッパーの隣で1時間でも2時間でも座ってずっと
撫でていたのでした。
Novolkerさんはあまりにも私が長い間、家にも帰らずに玄関前に
いることを心配して何度も様子を見に来ては家に帰るよう
促してくれたこともありました。
私の両親も心配してある日、私の様子を見に来たこともありましたが
とても感じのよい優しいご夫婦だと分ってある程度の寄り道は
許してくれました。

それからは、スキッパーに会える日が楽しみで
外に出ている日は軽く1時間、ただただ隣に座って
ともに時間を過ごすだけで妙に気持ちが落ち着き、
学校であった嫌なことが忘れられたし、なによりも楽しかったのでした。
私の親友といえる存在でした。



小学校6年生になったとき
遂に帰国命令が出てカナダを去らなければならない現実を受け入れるのに
何日も泣いて帰国したくないと両親に泣いてせがんだのを覚えています。
学校の親友と別れる寂しさもありましたが
スキッパーとの別れは、恐らく二度と会えない最後の別れになると分っていただけに
負けず劣らずとてもとても寂しく、悲しいものでした。

最後にスキッパーに会いに行った日にはお小遣いで買った玩具を
渡し、別れを惜しみながら数時間を過ごしたものでした。

日本に帰国してからNovolker夫妻との年末のカードのやり取りは
ずっと続き、スキッパーが亡くなった(15歳前後)後も
毎年、欠かさず(一時期途絶えましたが・・・)続いた不思議な縁でした。


それが2007年の夏、遂に姉と二人で
旧友を訪ねるカナダへの旅を決行し、ずっと会いたかった
Novolker夫妻との35年ぶりの感動的な再会を果たすことが出来たのです。



MaryHarry2.jpg
心優しい素敵なご夫妻のHarryさんとMaryさん


長女(と言っても私達よりうんと年上)のご夫妻、次女、
それにそのお孫さんやひ孫さんも交えての心温まる大歓迎を受けて
今でも生涯忘れることのない思い出深い
感動的な一日でした。



私達が日本に帰国した後も
毎日、私が下校していた時刻あたりになると何時間も
スキッパーは窓の外を眺めて私が訪れるのを待っていたと
聞かされた時は胸がキュンとしました。

犬って一途で純粋で本当にすばらしいですね・・・


たった1匹の犬がもたらしてくれた
素敵な素敵な出会い。
スキッパー君・・・有難う

そして、これからもNovolkerさんのご家族との
カードのやり取りを始めたいとお思います。
この不思議で素敵な縁を大切にして行きたいですね。








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● COMMENT ●

No title

宝物のような素敵なご縁ですね (*´∀`*)
ご夫妻が無くなられたのは残念ですけど
ずーっと繋がっている感じがしますね (^_^)
このシーズンにピッタリな温まるお話をありがとうございます d(感´∀`謝)b.: *:・

私も・・・♪

アニヴィクちゃんママと同じような環境で育ちました。
ちょっと嬉しい発見♪

私は3歳~8歳までをNYとバングラデシュ、中1~19歳までをオランダとパリで過ごしました。
妹と弟と共に現地校だったので人種差別的な事や言葉の問題など辛いこともたくさんありました。

でもそれを上回る友情や人の温かさ、広い心にもたくさん助けられてきました。
私もオランダで近所の70歳近かったおばあさんにとても可愛がってもらい、
週一度夕飯を食べ終わった後にオランダ語の宿題を手伝って貰っていました♪

新婚旅行で真冬のオランダに寄ったのも、そのおばあさんに会うためでした。
夫と一緒にクリスマスディナーを食べながら本当に楽しい時間を過ごしたんだけど
その2ヶ月後にオランダからグレーの縁取りがされた悲しい手紙を受け取ったのでした。

100年に一度の寒波が襲った冬のオランダだったけど、
我が儘を言って立ち寄って本当によかったです・・・。

近所に住んでいた英国人ご夫婦ともご縁があって、週一度英語の
レッスンをして頂いていました。
そこにとてもお茶目でかわいい「クーリン」という名前の黒ラブちゃんがいたんです。

その子との出会いが私のラブラドールへの憧れの原点でした(*^-^)ニコ

遠い昔のようでもあるし、目を閉じるとその頃に一瞬にして戻れもするし
今思えば貴重な経験でした。

その頃の一途に頑張っていた自分に恥ずかしくない今の私でありたいなぁと
アニヴィクちゃんママの記事が勇気をくれました。
ありがとう♪

素敵な縁

yunさん

私達には生きている間に一杯素敵な縁ってものがあるんですよね。

ヴィクターとめぐり合うことが出来て、今、こうしてyunさんとも出会えたのも私にとっては大切にしていきたい縁の一つです。(*^▽^*)

No title

はなすず母さん、

似たような子供時代を送っていらしたなんて・・・((嬉´∀`嬉))♪
はなすず母さんにも本当に素敵な出会いがたくさんあったのですね。

オランダで出会われたおばあさんがお亡くなりになった事はとても残念ですが新婚旅行で思い切って会いに行かれて本当に良かったですね~。もし、行ってなかったら未だに後悔していたかも。

ちょっとした縁で出会った人の温かい心に触れ、思いがけない世界がどんどん広がって行くものなんですね。 人から受けた優しさや思いやりはずっと心の中に財産として残り、思い出すだけで心がじわ~っと温かくなるのですから本当に幸せなことです。 
人と人との繋がりを大切にして来られたNovolkerご夫妻やオランダのおばあさんのように私自身も温かくて広い心を持った人間でありたいと改めて感じました。


ラブラドールのクーリンちゃんがはなすず母さんのラブラドール熱に火をつけたのですね(_´゚∀゚`)
一度ラブちゃんのよさを知ってしまうと虜になる!私も同じですよ・・・♡ฺ


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プロフィール

anvicママ

Author:anvicママ
埼玉県在住の関西人

WANSの紹介

ANNIE    2005年3月22日生まれ 英国系ラブラドールレトリバー 穏やかでとっても優しい エンジェルのような存在      VICTOR       埼玉県栗橋多頭飼い崩壊現場からやって来たミックス犬  年齢、犬種不詳  家族になった2009年9月4日を1歳の誕生日に決める  ナイーブで猫のような気まぐれBOYで笑いを提供してくれる存在

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